高齢者など住まいの移動の円滑化として、まず挙げられるのは、和室などの旧来の生活様式から、洋室での生活様式といったことが考えられます。
畳に布団を敷いて寝る、座卓などでの食事をするといった、生活様式は、立ち座り動作に伴う身体負担が大きく、ベッドでの就寝や、テーブルでの食事といった生活様式のほうが身体負担が小さくなります。
畳を取り払って、寝室や食事室に変更する場合、一般的にフローリングなどの床材に変更することが多いですが、床面が濡れたり、頻繁に水拭きする可能性が考えられる場合には、水に強いビニール系の床材を選択します。