リフォームしようと思ったのは?
「リフォームしようと思ったのは?」
「高齢になり足腰も弱ってきて、家のなかの段に、つまずきやすくなってくると思っていたところ、ひとり暮らしの姉と同居することになり、姉も足の手術もしたこともあり足が弱っていたので、なお更と思い、事故の予防の観点からリフォームすることに。」
「お姉さんとの同居がキッカケということでしたものね。」
リフォームする前に迷っていたことは?
「そう、私だけならリフォームするかどう迷っていたかもしれないけどけれど、お互い年もとっていくことだし、できるだけ段差のないように、リフォームしようと思った。」
「息子さんも、バリアフリーということでしたものね」
「それにこの家は2戸一の家で屋根の形も複雑で雨漏りもしていたし、いずれは直さなければと前々から思っていたのもあった。けど、やっぱり、姉との同居がきっかけで・・・
姉は婿さんを亡くして一人暮らしで、心細いと思ったし、部屋も空いているのだからこっちに来いと・・・
姉の娘たちは遠方に嫁いでいるので、娘たちも同居してくれたらありがたいということだった。
もし、姉が寝込んだときには、娘たちが寝泊りできるようにと2Fの小部屋も工事した。」
「もともとお姉さんもこちらの出身ということでしたものね。」
「武田さんや息子さん、それに、お姉さんの娘さんたちが、一人暮らししていたお姉さんに安心して暮らして欲しいという想いで工事をされたのですね。」
工事を頼もうと思ったのは?
「私のところで工事を頼もうと思ったのは」
「前に排水が漏って、困っていて、その時、あとあとなにかあっても困るので、近所の業者さんを探していて、安田さんのところ。
喜んでするような仕事ではなかったと思うけど、あの時丁寧にやってくれた。あの時の印象が大きかったかな。それで安田さんのところに・・・」
「それはありがとうございます。」
工事が始まってみて?
「住みながらの工事だっのですが、工事中、不便とか不満はなかったですか?」
「IFの工事が主だったし、息子も私も2Fに寝ていたので、とくになかったかな・・・
食事はちょっと不便だったけど・・・」
「仮の流しは設置させてもらいましたけど、夜はカセットコンロで料理されていましたものね。そりゃ不便だったと・・・」
リフォームしてよかったことは?
「すべてよしやわな。改装してもらって、ここをこうしておけばよかったとか不足の面は、今の所ないわな。はじめの目的通りちゃんとしてもらっているし・・・
あと階段も狭かったし、急だったのも、広くしてくれて、ゆったりのぼれるようにしてくれた。望んでいたことは十分かなえてくれてあるし、ありがたいと思っている。古い家なので、床がなおしても傾いてくるとか不安に思ったけど3年たたっても全然ないし満足している。
「それは、ありがとうございます。」

「姉も元気でいてくれて、炊事や洗濯、掃除もしてくれる。料理はもうひとつやけどな・・・
姉も一人暮らしのときより、なにかにつけて心強いと思うし、わしもまだ商売していて、家のことあんまりできなかったけど姉がやってくれるので、互い助かっている。」
「それは素晴らしことですね。年をとっても、だれかのために役に立つ・・・お元気でいる秘訣かもしれませんね。いつまでも、仲良くお過ごし下さいませ。インタビューありがとうございました。」