お家を建替えるとなると、今の家を解体する必要があります。
解体工事の順序としては、家の中の家財道具の処分→シート養生→上屋解体→基礎解体と言う順序になります。全面道路が広い、空地がある場合などは施工がしやすいものの、逆に全面道路や進入経路が狭いなどの場合、解体材の運搬・搬出に余分に費用がかかります。
長屋や連棟の場合の切り離しは、お隣と屋根がつながっているため、解体時にお隣の屋根を支える部材の補強などが必要になる場合があります。
切り離した際のお隣の壁の補修ですが、長屋などで壁が共有されている場合は解体工事をした側が、壁の補修費をだす必要があり、、市街地の狭小地など、外壁同士がひっついている場合などは、お隣が自分ところで費用をだす場合が一般的です。
解体工事には騒音や振動などの問題が避けられないものです。解体工事は今あるものを0にする作業だから、出来るだけ安くしたい、その分、今度建てる家に費用を回したいというのもわかりますが、お家の建て替えなどの場合これからも、その土地で住んでいくことになるので、丁寧な工事、ご近所への配慮が大切です。