排泄動作を自立して行う場合には、通常のトイレの広さでよいとされています。
介助が必要な場合は、便器の前及びサイドに50㎝以上の介助のスペースを確保することが必要になります。この場合には便器のどちら側から介助を行うのかを介助のする人、される人打ち合わせをして便器の位置を決めることが必要です。
介助スペースの節約や共有化を図るため、トイレと洗面・脱衣室をまとめてワンルーム化するという方法もあります。建物の構造上問題なければ、建具や仕切りを取り払うことで、広く使うメリットも生まれますが、入浴あるいは脱衣中にトイレの使用がしづらいといった問題も起こるので、本人や同居家族の意向を確認する必要があります。