リフォームの価格のところで、ちゃんとした価格を知るには、見積もりを取りましょうと書きましたが、見積書って
適用 | 単位 | 数量 | 単価 | 金額 | 備考 |
1,〜工事 | 式 | 1 | 50,0000 | 50,0000 | |
㎡ | 30 | 2,000 | 60,0000 | ||
10,諸経費 |
一行目の一式とは、ひっくるめての値段。
2行目は㎡単価で1㎡あたり2,000円かかるものが、30㎡あるということ。
簡単に書きましたが、書式は大体こんな感じです。
書式は同じようなものの、業者によって、細かく書いているところもあるし、そうでないところもあります。一般的に細かければいいとされていますが、細かすぎて、わかりずらい場合や、工事費が重ねて計上されていることも。
要は、わかりやすいかどうかです。わかりにくい場合は、後々のこともあるので、遠慮せずに聞きましょう。
ここで、ちょっとわかりずらいとされる、「諸経費」について。
「諸経費」って?わかりにくいですね。一般的には、
現場経費(現場での交通費、諸保険、管理費、雑費)
+ 一般管理費(直接現場とは関係のない本社の経費、利益)
とされています。慣習的に工事費の8%〜15%程度、計上されるのが一般的ですが、会社の規模や経営形態によってマチマチです。
相見積もりって?
本当の意味での相見積もりって、設計事務所さんなどが、図面・仕様・品番などを決め、施工業者、数社から見積もりを取ること。あらかじめ工事の仕様が決まっているので、工事価格の比較は、ある程度容易ですが、一般の住宅の場合などは、設計士さんが、設計管理している場合を除いて、それぞれの業者が、それぞれの提案・仕様をしてくるので、単純な金額だけの比較はできません。
しかし、それぞれの業者の提案の仕方や、担当者、会社の受け答えの仕方、値段だけでなく、この業者にまかせて大丈夫かどうかを判断するために、ある程度の工事では、相見積もりをとることが、一般的になってきてます。
相見積もりを取る際、中には、相見積もりを嫌がる業者さんもいてますので、最初に、相見積もりであることを、伝えておくのがいいと思います。